レイカディア大学米原校 40期園芸学科 授 業 レ ポ ー ト    2018年05月10日((木))発行

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4月24日 火   校外学習(巨木・名木を訪ねる)  樹木医 田上 知

(参考) 巨木とは地上約1.3mで幹周りが3m以上の木(環境庁の樹木調査時の定義)




彦根市野田山町

慈眼寺(じがんじ)の三本スギ (あいにく小雨)

次の十二相神社もその例だが複数の巨木が
ともに仲良く育つのはとても珍しい

杉皮が割れているいるのは
まだスギが成長を続けている証し



多賀町佐目

十二相神社の四本スギ

古来よりお伊勢参りなど山越えをしなくては
ならない時にその途中の目印になったのが
この十二相神社

空気が違いました。”熊に注意”の看板もありました。
気になるのは、十二相の意味がどこにも説明されて
おらず不明であること。三十六相ならば仏教用語で
あるのですが・・・。



多賀町多賀

飯盛木(いもろぎ)の女ケヤキ

両端からでたヒコバエのおかげで長寿



多賀町多賀

飯盛木(いもろぎ)の男ケヤキ

イビツな形ながら風の強さに耐えて生き抜いて来た


甲良町法養寺

甲良神社の奥にそびえる大ケヤキ

近くから見上げるとやはり迫力があります

あやうく伐採されそうになった危機がありました

地元の川嶋さんから、甲良三大偉人(佐々木
道誉、藤堂高虎、甲良豊後守宗廣)の話がありま
した。日光東照宮の作事奉行を務めた藤堂高虎や
大造替え工事の大棟梁を務めた甲良宗廣が同郷。

甲良豊後守宗廣の銅像が町役場隣にあります。

甲良大工の名を世に知らしめたのは初代棟梁の
宗廣であるのはもちろんですが、当時にはこのよ
うな大ケヤキが何本も林立していたのではないか
と夢想したくなります。




甲良町池寺ヒイラギの森 

ヒイラギがこんなに巨大になるのは全国でも珍しい

ヒイラギの葉は鋸歯が本来だが、齢を重ねると丸くなる。



甲良町池寺ヒイラギの森

ヒイラギの隣にカゴノキの巨木

樹皮が鹿子の模様のため鹿子(カゴ)の木
昼食 道の駅せせらぎの里こうら
午後の訪問  
 


東近江市北花沢

北花沢のハナノキ(花の木) 南

別名ハナカエデ:春先に葉に先立って紅色の花が咲く



東近江市北花沢

北花沢のハナノキ(東)

自生地が限られており滋賀県で自生するのは珍しい

東近江市昭和町

西のムクノキ

たたけばよく響きそうな板根がある

下から見上げたムクノキ

熟すと黒紫の実をつけ、ムクドリがやってくる



日野町鎌掛

正法寺のフジ

訪問時はまだつぼみもあり半咲状態
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日野町日田

本誓寺の西側外周

新緑の紅葉が美しい



本堂からみた青鶴松

これほど立派な松は全国でも珍しい




 
  
青鶴松は手入れが十分になされている。

  歴代の努力の賜物
 

本日はお疲れさまでした。


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