樹木の剪定実習(松のみどり摘み)             滋賀県消防学校にて 
 
 5月11日滋賀県消防学校で北村樹木医の指導の下、9名のサポート隊の皆さんと樹木剪定実習に取り組みました。
 作業を開始するに当たり、大きな木を扱うときは,先ずグループごとで剪定する木をどのように取り組んでいくかという
ことを話し合い、その目標を共有すること。また、剪定をする人と剪定している木の枝ぶりを見る人と同時並行で全体の
木のバランスに注意を払いながら進めていくことが大切であるということ等、剪定前の注意事項を受けました。
 校庭の一角にある殉職者慰霊碑周辺にはクロマツ、五葉松、ツツジ、キンモクセイ、もみじ等が数多くあり,慰霊碑の
バックは木々が覆い茂り日当たり不足の影響でクロマツが正常な姿で育っていない状態も確認することができました。
校庭から慰霊碑側を見る場面と慰霊碑をバックにして校庭に向って植樹されたクロマツ、ツツジ等を見る場面の両方か
らみた場合の全体のバランスを考慮し、剪定しなければならないということ。特に五葉松についてはひとつひとつの枝
の塊がはっきりとわかるように段差、隙間を考慮すること。また、大きく成長しすぎたツツジについては、年月をかけて
全体的にもう少しコンパクトにし、校庭から慰霊碑が常に見えるようにすることも重要であるということを教わりました。

 
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