ミカンの枝にカイガラムシが付着
キウイの剪定と整枝

                       甲良養護学校
柚子の木の剪定

                        長寺ゆず公園

  午前の部の甲良養護学校での剪定作業は、昨年の夏に校舎のまわりの樹木の剪定と、去る12月5日の果樹の剪定作業に引き続き3度目の現場です。
 今回はキウイの剪定と整枝作業についての実習。キウイは樹勢旺盛という特徴のフルーツで放っておくと枝葉が茂りすぎ、日当たりが悪く、風通しも悪くなり、その結果枯れたり害虫が付いたりする。
 キウイの剪定時期は12月下旬から2月中旬が最適。垂直に伸びた枝、発育の悪い枝、混みすぎている枝は付け根から切り落とすこと
 葉が生長した時にすべての葉に光が届くように不要な枝を切り落とすこと。 実を付けた節からは芽が出ないので、その先の3~5芽を残して切り返す。 実が付かなかった枝は、8~10芽を残して切り返すと、翌年に果実が付くようになる。
 次に整枝については、主枝から伸びる枝の間隔が40~50cmになるように間引き、上に伸びないように棚に沿わし、紐で枝をきつく絞らない程度で固定していく。


 
   
     
  
 午後からは甲良町運動公園の近くにある「長寺ゆず公園」の柚子の木の剪定作業を行いました。先ず、作業前の諸注意点を聴き、特に長く伸びた鋭いとげに気を付けること、靴の底を貫通させるぐらいに鋭いために、柚子専用の革手袋を履き、伐採した枝はバラバラにせずにまとめておくこと等。
 剪定については葉が密集する部分を切り落とし、日当りを良くし、風通しを確保するため、余計な部分だけを切り落とし、今後の成長を促進するための作業を行うこと。 また十分に成長し、上方に向って極端に伸びている徒長枝は長さを調整し、樹形も整えていくことが重要である。
 今回の園では、果樹の中央から長く伸びた徒長枝が目立ち、その枝を切り落とすことに徹するとともに、混みあった枝の切込みを行った。

     
     
     
     
   
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