樹木の移植方法とロープワーク   
  大きな樹木の移植作業については、数年前より計画する。数年前より根回しを行い、1年間根が延びる長さを確認し、根
の先端を切り、細かい根を育て増やしていく。
  しかし、通常はその様なことができないので、一気に移植を行う。移植時期の適期は、針葉樹、落葉樹については、冬場
は眠っており、活動を停止しているため、木への負担が少ない。常緑樹は夏場は避けて、その前後は移植が可能である。
 樹木の幹の3倍の幅の穴を掘り、根を切断していく。大木であれば人間が入って作業できるぐらいの穴を掘らなければな
らない。その間、倒木しないように重機で吊り下げるとか、三又等の支えを要する。さらに重要なことは土を崩さないというこ
とが基本である。
 冬場であればゴボウ引きで移植することも可能である。根を乾かさなければ大丈夫だということで、例えば梅の木は小さ
な根が少ないのでゴボウ引きで移植することもある。
 根切りを行うということは、新たな根を発生させるための重要な作業であるということを理解できました。
 午後からはロープワークということで、垣根の結束などに利用する男結びの方法を実習しました。習うより慣れよということ
が重要で、体で覚えるために練習を何度も繰り返し習得しましょう。
    
     
     
   
   
     
 
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