新しい年を控え、今年は縁起物の松竹梅の寄せ植えに挑戦しました。中国では厳寒の三友という言葉があり、松竹梅は寒さに耐える植物として画題にされ、日本では慶事の華として使用されている。 午前中は寄せ植えについての講座を受け、基本的な寄せ植えの形をイメージする。
ポイントは
①主木を選び「表」と「裏」を見極めること 。文字通り、中心になる木のことで大きな木が主木になり枝ぶりを見て、自然な感じがする方向が表になる。
②不等辺三角形を形作って、主木が前後、左右のラインの真ん中に来るよりも7対3、6対4ぐらいが安定して見える。主木の後ろには2番目に大きな木、それよりも低いものは手前に置くのが基本。
③苔は重ねず、継ぎ目なく置いていくこと。
以上のことをイメージして午後からはいよいよ寄せ植えづくりです。
松・梅・笹・ヤブコウジ・南天・石(大1・中1・小2)・真砂土・化粧砂が用意され、くじ引きで順番に材料を選び製作に着手しました。
先ず平たい鉢の底に土がこぼれないようにネットを敷き、土を入れ大きな松、梅と大きな石を仮置きし、納得のいく形になるまでかなりな時間をかけることとなり、植え付け以上に大事な作業でした。次に南天・笹・ヤブコウジを植え、彩りを添えました。今回は室内作業のため、水やり、苔のせは各自家に持ち帰ってからの完成品となりました。
次ページはその完成作品です。 |
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