レイカディア大学
米原校
園芸学科36期生
情報委員会編集
H27年7月7日
授業日 : H27年5月12日
講師 : 田上 知 先生
今回の選択学科履修は森の間伐と枝打ち作業とそれを
利用した木工について、「多賀町高取山ふれあい公園」で
実習がありました。
「高取山ふれあい公園」は、多賀町の南西部に位置し、
約86haの山を丸ごと公園にした緑豊かなキャンプ場
です。「自然をぶぶる・・・・・自然を遊ぶ・自然を感じる」を
テーマに、単なるキャンプ場にとどまらない総合的な
森林体験交流施設として平成7年4月27日にオープン
しました。
~パンフレットより~
総合案内地図 2014年10月にオープン
大型自然体験宿泊施設
~間伐と枝打ち作業実習~
実習に当たっての段取りや注意点について、田上先生より、又今日の間伐実習の直接指導を行っていただく管理事務所の
田中様より現場への案内と直接指導を頂きました。
森林の間伐の狙いは密集した樹木を間引くことにより、木の根元や地面に日光が届け豊かに育てる所にあり、売材時の価格も
左右する非常に重要な作業である。又各所の樹木にテープが巻いているのは鹿害を防ぐためだそうです。
間伐のやり方は先ず倒す方向面に受け口を構成し(三角状に切り込む)その後少し高めの位置に追い口として
切り込むことで伐採する。大変危険な作業なので周辺を含めた注意が必要。又伐採した樹木は、2mを基本として
切り出し、集積して売材とする。
~昼食後、木工クラフト「写真立て」づくり~
昼食は初めて「鹿カレー」を美味しくいただいました
木工クラフト「写真立て」づくりを行った自然体験宿泊施設の
珍しいホールは地元木材を利用した「すだれ梁構法」で建設
されている
写真立て木工見本 童心に戻って、無心で製作 全員の作品を横並びに人気投票
人気投票結果の優秀者へ、先生よりプレゼント! 全員で自作品をパチリ
今回の実習は、人の手で苗木を植え育てる森林の「人工林」についてであった。人工林は、何十年にも渡る
苗木の植え付け~手入れ育成~そして伐採収穫の長い長い循環サークルを回す事で成り立つ。その中でも
育成段階における間伐や枝打ちなどの手入れ育成は木材の品質を左右する最重要なことを教わりました。
森林管理をテーマに活動されている「高取山ふれあい公園」の現地事務所の田中様には
大変お世話になり、ありがとうました。
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