盆栽展鑑賞 (梅・馬酔木)   講師

  大辻 敏雄先生 
         レイカディア大学
            米原校
         園芸学科36期生
         情報委員会編集
        平成27年4月30日   

   3月3日(火)  午前中は、12月に作りました『松竹梅の寄せ鉢』の植替えを学びました

   
昨年作成した「松竹梅の寄せ植え鉢」

 準備するもの

   ・ 植木鉢 
 
・ 針金

   ・  硬質赤玉・・・5
         桐生砂・・・・・3
        冨士砂・・・・・2  
  植替え時期
   2月中旬~4月上旬 

  次回の植替え時期
   1年目に植替えをしたら      
      3年はそのまま                        

植替えの
ポイント
    

    
 
 梅の根はほぐしてやる
 
周辺細根は取り除く
 
 整姿・・・一芽二芽で切る
 肥料・・・植替え2週間後
  (骨粉、油かす、オルトラン)

       
 鉢の中央に根っこを置く
 
 松の立ち位置を決める
 
 針金で石に固定する
      
    ~午後は、長浜盆梅展(慶雲館)と馬酔木盆栽展(大通寺)を鑑賞しました~

64回長浜盆梅栽展(ひょうたん展も開催)
       
     
盆梅は、湖北を流れる草野川の上流にある最奥の村、高山で生まれた。この地域に住む高山七蔵氏は、大きな梅の鉢植えを趣味とし
約40年かけて数十鉢を丹精込めて育てあげました。しかし第二次世界大戦後の荒廃する世相の中、「より多くの人に見ていただき
喜んでもらえれば」と昭和26年に長浜市へ40鉢を寄贈、その翌年から長浜盆梅展が始まりました。今や、歴史・規模ともに日本一の
盆梅展になり、新春の風物詩として多くの人に楽しんでいただいています。
~盆梅展カタログより~

馬酔木(アセビ)盆栽展
       
馬酔木はツツジ科の常緑低木。低山に自生するが、庭木としても植えられ、早春、白い壷形の花が総状につく。

(豆知識) アセビを漢字でなぜ「馬酔木」と書くのでしょう?

馬が葉を食べると酔った状態になり動けなくなる事からの当て字で、中国北方の馬が日本に移入された際、
馬が知らずに食べて中毒になったため「馬酔木」と書くようになったともいわれる。
アセビの別名には「アシビ」「アシミ」「アセリ」「アセポ」「ドクシバ」等多数あるが、古くは
「アシビ」が一般的な呼称だったようである。

~語源由来辞典より~

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