キノコづくり   レイカディア大学
米原校
園芸学科36期生
情報委員会編集
H27年3月3日
授業日:H27年2月24日

講師:太田 明 先生

今回の授業は健康食品として最近人気のあるキノコ類について教えて
いただいた。知識講義はその種類の多さと、摩訶不思議さを改めて認識
しました。 

午後からはシイタケとヒラタケを原木に植え付けの実習があった。
特にシイタケは栽培をされている方もおられ、具体的な留意点
など役立つ実のある内容を教えていただきました。

キノコとは

~シイタケ植え付け実習~

          原木(クヌギ)  種菌 
材料   


・長さは1mが標準
・径は6~14センチ位がベター
・原木の伐採時期は11月
 ごろ
 
・種菌はできるだけ早く使用
(残りは保冷庫などに保管)
  種菌用下穴 開け 種菌を打ち込む  完成ホダ木 
加工 
・穴径は種菌に合す(今回は8.5ミリ径)
・穴数は縦方向4ケ所よりスタートし
6分の1回転で3ケ所互い違いに
(多く植えすぎても成果は同じ) 
 
種菌を打ち込む時は雑菌が
つかないように注意する
 
ホダ木の保管は日が当たらない、
風が抜けないところで、年2回くらい
ひっくり返すとよい。

~ヒラタケ植え付け実習~

  原木( タイワンフー) 種菌 
材料    

・原木伐採は1~2月の生長休止期
・接種直前に15Cm位に玉切り

 
オガコ種菌
製作
 
切断の時に出たおが屑を
ふるいにかける

種菌をバケツに移す
 

菌1+おが屑3+米ぬか1に
水を少々入れてかき混ぜる
 ホダ木の
製作
 
オガゴ種菌を厚さ5ミリ程度に
塗り付ける
 
サランラップで覆いをかけて
紐でくくる
 
日の当たらない、雨のかかる場所に
埋め込み(土は表面3センチくらいかける)ホダ化させる。梅雨時にサランラップを除き、藁を敷く。

  実習で製作したシイタケとヒラタケの作品を
自宅に持ち帰り育てる事になった。
両品種ともに温度管理(15度を超えない)、
日光管理(日光の当たらないあまり風が抜け
ないところ)や湿度を適当に管理するなどの
手入れが必要。
(詳細は先生のプレゼン資料や講義資料参照)
シイタケは上手くいけば1年目から、ヒラタケは
10月末ごろから芽が出てくるそうで、
楽しみです。


 

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