春の剪定実習:日野雲迎寺のさつき   レイカディア大学
米原校
園芸学科36期生
情報委員会編集
H26年5月29日 
 

桜も満開の4月8日、剪定実習(さつき)を日野の雲迎寺で実施。屋外の実習では
初めて絶好の天候に恵まれ、全員で”さつき剪定"実習を体験しました。
全員、腕の方は小々・・・・?でしたが、北村講師を中心に、OBサポート隊も加わった
ご指導で、なんとかやり遂げる事が出来ました。

 

雲迎寺(うんこうじ)は通称”さつき寺”と呼ばれる浄土宗の
お寺です。境内には約1000本のさつき古木が生い茂り、
6月上旬~下旬の開花期には訪れる人が多く、日野の観光
名所だそうです。

Link 場所のご案内

 

総代様より、ご挨拶をお受けしお寺の由緒に
ついてご説明を頂きました。

古代、この地のすぐ南の「宝殿ヶ岳」に祀られている神社の別当寺として、お寺が建立されたのが始まりだそうです。 戦国時代の蒲生氏郷とも深い
関わり合いもあった歴史ある寺との事。

 

北村講師より本日の剪定実習に
当たって要領や注意事項を

 

 境内の中には”樹齢400年のさつき”もあるそうです。ここ数年
手入れがなされていない様子で枝も密集状態でした。先週、
35期生が剪定に訪問し、引き続き私達36期生も実習させて
もらいました。

 

      枯枝剪定 昨年の花芽枝剪定

剪定は密集した枝(特に枯れ枝)の除去剪定と昨年度の花芽枝の剪定です



     

皆んなで手入れも終わり、大変スッキリした光景と成りました。



 
枝の仕立の基本は、奇数構成とその幹高さのバランスが重要ポイント。
(北村講師)
 
門の周辺も綺麗に、観光シーズンへ
向けてバッチリ(自画自賛?)
 
北村講師より本日の講評を頂き
終了となりました
 
手入れ後の雑草の中より風欄と思わしき花芽を見つけたKさんが自宅で制作した作品のご紹介。

さすが、レイカディア園芸科生、しっかりと楽しんでおられます

 6月上旬~下旬の開花期にはどうなるかな~。    不安と楽しみが交錯します。実習の場を提供
して下さった雲迎寺の総代様、
ありがとうございました





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