分 野 | 講 師 | 視 点 と 狙 い |
歴 史 | 江竜 喜之 | 「道の国」といわれる近江の各地域の具体的な歴史を学び、深く知る ことにより、その地域に愛着を感じ、誇りを持ち、ひいては町づくりへ の意欲に繋がることをねらいとする。このため、江戸時代における地理 的史料の宝庫ともいわれる各種の「名所図会」を基本的資料として用い 、主として近江の街道沿いの記事を読みながら、そこに描かれている名 所旧跡と、その背後にある古代〜現代の歴史を出来るだけ楽しく学べる 内容にしたい。講義が中心になるが、現地に出かけ研修すること、自ら 調べる事にも力を入れる。また、調べたことを互いに発表する機会を設 ける。 |
文 化 | 粕渕 宏昭 | 「湖国の民俗文化」・「民俗学」は「人間はどのように生きて、どの ように死んでいくのか」をテーマにした壮大な学問です。人間の生き方 を追求するのが研究のねらいですから、衣食住に関するすべての事柄や 村落の諸行事、農工商に関連する産業事象等もその研究対象となります。 人間の営みに強い影響を与えている「風土」に視点を据え、本件におけ る民族文化の特殊性やその研究の面白さについて学びます。 |
自 然 | 村上 宣雄 | 豊かで多様な滋賀県の自然を、生態系の保全の視点から概観する。多 様な生き物が、環境に対応しながら複雑に生きている姿を、体験を通し て学ぶ。さらに、環境保全のありかたについても学び、将来、地域の環 境保全活動に取り組んだり、自然の案内人として活躍できる人材育成を 目指す。 |
文 学 | いかいゆり子 | 近江の文学を学ぶとともに、地域の身近な文学作品を通じて近江のよ さを発見・発掘し、郷土理解を深める。 |
手作り 紙芝居 |
今関 信子 徳永 拓美 |
一学年の時に学んだ滋賀の歴史・自然・文化を素材に、手づくり紙芝 居を作る。紙芝居特有のストーリーをたてる、絵を描く、演じるのそれ ぞれを学ぶ。 |
まちづくり | 大平 正道 見 啓一 |
まちづくりを行政が指導する時代はおわり、NPO、ボランティアや コミュニティーが、さまざまな地域活動を通じて主体的にかかわり、住 み良いまちづくりに取り組んでいる。しかしながら、多様化する地域課 題や分野も多く、まちづくりのコーディネーターが求められている。そ こで、地域の魅力や課題について自主研究を行い、ワークショップ手法 や地域活動の現場を体験することにより、地域活動を企画、調整、支援 できる人材(地域コーディネーター)の育成を目的とする。 |