　本日は、彦根キャンパスでクリスマスリースづくりの実習です。リースの材料は先生と各自(用意できる方)が、アケビのツル、松ぼっくり、スギ、ヒイラギ等を持参されました。各自が好みの材料を選択し、グルーガンと細い針金を使って材料を固定して、クリスマスリースを完成させました。

　グルーガンの使い方やアケビ採集のポイント(なるべくクセの無い、まっすぐな物が良い)を教えていただきました。各自完成品を自宅に持ち帰り、クリスマスを楽しまれると思います。

　午後は、まずアケビのツルを使ったツルカゴ作りの実演がありました。3種類の長さのツルを使って十字に組み編んで作成されました。植物の材料(ツル)を使った楽しみ方の紹介です。興味を持たれた方はチャレンジされると思います。

　その後、特定外来生物に指定されたクビアカツヤカミキリについての話がありました。2011年に日本で初めて見つかり、関東、近畿を中心に、又今年は滋賀県でも確認され、各地でウメやモモの果樹及びサクラに被害が広がっています。

　今後、被害の悪化や拡大を食い止めるためには、見つけたら県や市の担当部署に情報提供し、早期に駆除や防除対策をしてもらうことが重要となります。日本文化である花見やウメ/モモを継続して楽しむためにも、皆んなで協力することの重要性を認識しました。