戻る

秋の家庭菜園
AM:土つくり、植え付け準備学習(畑実習)
PM:野菜の栽培管理(講義)
(元八日市南高校教員 松原治夫 先生)
レイカディア大学
彦根キャンパス
園芸科44期生
広報部会編集
更新日:令和5年9月16日

「説明」
 
【午前の畑 土つくり作業風景】
 春に植え付けた菜園のマルチを取り除き、秋冬野菜用の土つくりを準備する。
 みんなで、天地返しを試みるが土が固く重い。



 土質に粘着性があるのは、この菜園は元々水田でした。 安井さんに耕運機で撹拌を手伝ってもらう。
 粘土質なので、もみ殻を投入して撹拌する。


 ★元肥の施肥 ・
牛ふん:20ℓ     ・苦土消石灰:8㎏   ・鶏ふん:10ℓ
        ・
ダイナミックス:5㎏  ・ようりん:2㎏
   これらを施肥し、細かく撹拌する。
 ※上記の施肥量は、畑の広さが20~22㎡

覆っていたマルチを再度被せて、
来週あたりに、播種・苗を植える
予定です。

皆さん、暑い中お疲れさまでした。


 【午後の講義風景】


元肥の施肥量  ・牛ふん:20ℓ     ・苦土消石灰:8㎏   ・鶏ふん:10ℓ
        
 ・ダイナミックス:5㎏  ・ようりん:2㎏

 苗の移植・・・ハクサイ  ブロッコリー  キャベツ それぞれ10株ずつ  
 ◎種の播種・・・点播き 大根 – 約3粒  15~18cm間隔
             人参 – 1粒    3~4cm間隔

プランター ・赤カブ ・白カブ ・チンゲン菜  それぞれ1粒を 3~4cm間隔に播種
 ピンセットの用意を!!!

 追肥の施肥のタイミングは
   1回目は移植・播種から15日目
   2回目は20日くらいの目安に。
   土が乾いていたら、かん水しておくこと。



= おまけ-1 =

 <イチジクの一本仕立ての成長記録>

★令和50510

★令和50705

★令和50901

 休憩の合間に、、、。
暦は9月。
とうとう今年の”風の奴”夏中その姿を見せなかった。
春が短く、すぐに夏になり、地球温暖化は、地球沸騰化へ。いつもと違い長い長い暑い夏。
猛暑、酷暑いや激暑が人類を襲ったのは、人類へのしっぺい返し。人類が自然への畏敬の念を疎かにしたからだろう。

毎年、風は何を見て何を感じて、夏の終わりを告げに来るのだろう。
青い空に高く膨れ上がる積乱雲もセミの声も花火の音も。 海辺の調べもサンダルも麦わら帽子も。
みんないったいどこに運んでしまうのだろうかと休憩の合間にふと思った。
遠くぼんやりとした意識の中で。 

その時、風は無かった。

たいしたものだ、”風の奴”。 今年の夏はもう来ないかと思っていたのに、どこにも
道草せずに夏の終わりを告げに来た。 よく見れば、”風の奴”、少々疲れた顔をしている。

陽光は、日、一日と短くなり、長くなる影は、秋の訪れを教えてくれる。
                                     (T.O)